GA4の魅力とUAとの違い〜サイト改善のヒントもご紹介〜|セミナーレポート
この記事では、2022年7月22日に株式会社Sprocketと共催した「GA4の魅力とUAとの違い〜サイト改善のヒントもご紹介〜」のセミナー内容の一部ご紹介と、アーカイブ動画視聴のリンクをご案内しています。
目次
前半: Googleアナリティクス4は
何が変わったのか?その魅力とGAとの違いを紹介!
前半部分はUNCOVER TRUTHのCAO小川卓が以下3つのテーマについて解説しています。
- GA4の計測思想について
- GA4で取得するデータの仕様について
- GA4のレポート画面について
この記事では、上記の中から一部抜粋した内容をご紹介します。
UAとGA4ではアクセス解析の考え方が大きく異なります
ユニバーサルアナリティクス(以下:UA)が開発された時代とは異なり、現在のユーザーは、ウェブだけでなくアプリも頻繁に使います。さらにウェブやアプリの中でも、動画視聴やページのスクロール、ファイルのダウンロード等様々な行動を行います。
UAはユーザーがウェブページをメインに行動することを考えた設計になっており「ページと訪問」を基本の単位と捉えて分析が行われてきました。対して、GA4では、「アクションとユーザー」に主軸に置いています。ページではなく、ウェブやアプリ上でのユーザー行動の種類やその量を計測する事で、より多様な個所で様々な行動をする現在のユーザーを捉えやすい作りとなっています。
それに伴い、GA4ではユーザーの各種行動=イベント単位でデータを計測するようになっています。前述した動画視聴やページスクロール、ファイルダウンロードなどをイベントとして計測できるようになっています。
GA4で実際に自動取得できるイベントやご自身たちで設定することで取得できるカスタムイベントについても細かく解説しています。
UAとGA4の計測の違いを項目ごとに具体的に解説
上図はセッションの定義について解説していますが、ユーザーとアクティブユーザーの違い、 コンバージョンの違い等、GA4での計測の内容についても解説しています。
他にはUAとGA4の数値のズレ、探索機能を用いたレポートについての解説や視聴者からの質問にも回答しています。
上記を元に、UAとGA4での数値のズレについてもBtoC、BtoBサイトを例として解説しています。さらに、レポート画面変更による、探索機能を活用した下記のレポートについても解説しています。
- 目標到達プロセスの分析
- 経路の分析
- ユーザー軸での集客評価
前半パートの終盤では、リアルタイムでご覧いただいた方からの質問についても、小川卓が20分ほど丁寧に解説しています。
後半:5万回のA/Bテストで見えた顧客の行動とサイトのCVR改善事例
後半は、株式会社SprocketのCEO深田氏が、ポップアップのABテストを軸としたWeb接客によるCVR改善事例やその考え方について、以下3つをテーマに具体的な手法を交えて解説しています。
- 企業側が思いもよらないところでユーザーは離脱している
- セルフサービスの前提はもう通用しない
- ユーザーにはこちらからの提案を聞きやすいタイミングがある
▼具体的手法例▼
- CV検討時の不安を払しょくする
- ログインエラー時のイラつきを和らげる
- お客様の目的に合わせて最適な案内をする
- まだ使っていない機能の利用を提案する
- アプリの利便性を案内する
- 困っていそうなユーザーにチャットを案内する
- 悩んでいそうなユーザーにその情報を案内する
アーカイブ動画へのリンク
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