ユーザー起点マーケティング著者が教える!今さら聞けないGA4の始め方・使いこなし術|セミナーレポート
この記事は、2023年6月28日に開催した「ユーザー起点マーケティング著者が教える!今さら聞けないGA4の始め方・使いこなし術」のセミナーの一部抜粋とアーカイブ動画のご案内をしています。
GA4への移行準備期間も終わり、いよいよGA4が主流となりました。「タグは入れてあるけど、使い方がちょっと…」「これまでUAで見てきた数字をGA4でも見れるの?」など、まだまだ疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
今ウェビナーでは、すぐに使えるGA4の使い方・ノウハウについてご紹介しています。これまでUA(以下:GA)で見てきたデータをGA4では、そのまま見ることが出来ないものが多いため、これまでのデータも、出来る限り近しい形で確認できる方法を中心にご紹介をしています。GA4で、これまで通りの分析も出来るようにする必要がある方は、動画も併せてご活用ください。
なお、GA4だけでは、データを14ヶ月分しか保存ができないため、継続的に使っていくためには、同じくGoogleが提供するBigQueryと併せて活用することが必須と言えます。そのあたりの情報についても動画内でご紹介しています。
目次
GA4の設計思想
GA4前とGA4のアクセス解析の考え方
まずは、GAのGA4のアクセス解析の考え方です。従来のGAでは、サイトはページで構成されていてるため、サイトを訪問して、色々なページを閲覧していくことをベースに計測が設計されていました。現在は、サイト自体が様々な行動(アクション)を促すような作りとなっており、そこに訪れるユーザーも、そのページ内で様々な行動をするようになっています。
GA4は、ユーザーの行動の種類や量などの詳細部分を集計&分析できるようになったことで、ユーザーの解像度を上げられる解析ツールになりました。「サイトを訪問してどのページを見た?」よりも、「サイトに訪問したその人はどんなことしたのか?」を軸に進化したのがGA4であると考えてもらえると良いかと思います。
具体的に何が変わったのか?
データ計測が全て「イベント」に統一されました。これまでのGAでは、ページビュー等はデフォルトで計測されていましたが、ページ内でのクリックなどを計測するには、別でイベントとして設定を行い計測する必要がありました。対して、GA4では、それぞれのイベントにパラメータ名や値が付いていて、各イベントに詳細なデータをもたらせる計測方法になっています。
イベントに統一された結果として
計測や実装方法が変わりました。 GAとGA4で、同じタグを入れて、サイトの数字を確認してみると、計測方法も変わりましたが、指標も変わっているため、完全に一致することがなくなっています。およそ、1%とか5%位の数値のずれが出てきてしまいます。イベント計測になったことで、パラメータを利用して詳細な計測をすることが可能になりました。それに伴い、レポート画面が大きく変わっています。
レポート画面の変更点
今までのレポート画面
これまでのGAのレポート画面は下図のように、左側にナビゲーションがあり、ユーザーや集客等のメニューがあります。その中で分析項目に合わせたメニューが存在しています。 GA4になっても、この基本的なレイアウト構成は大きくは変わっていないと感じています。
GA4のレポート画面
下図がGA4のレポート画面です。左側に集客エンゲージメント収益化、ユーザー属性やテクノロジー等の新たなメニューが入っています。そこを選ぶことで、ダッシュボードで各メニューごとのレポートが見えるようになります。
下図は、GA4の探索画面になります。左側のセグメントや利用する項目を選択した上で、真ん中にある表現手法を選択することで、右側のアウトプットレポートに選択した内容が表現されます。
旧GA主要レポートのGA4での再現方法
ここでは、従来型のGAの状況をGA4で実際に再現するための手順や方法をお伝えしています。ここでは、ウェビナー内の各スライドを抜粋して掲載しています。詳細や解説をご覧になりたい方は、実際の動画にてご確認ください。
- ユーザー概要
- 性別・年齢
- 新規・リピート
- デバイス別
- 集客概要
- 参照元/メディア
- 行動フロー
- ページ別レポート
- ランディングページ
- イベントレポート
- コンバージョン概要
- eコマース概要
GA4×BigQueryでのダッシュボード例
動画はこちらから
実際のセミナー内容の詳細は動画にてご覧ください。
外部リンク:ユーザー起点マーケティング著者が教える!今さら聞けないGA4の始め方・使いこなし術
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