『小川卓が解説!』これまでGAで取得していたデータ、GA4でどうやって出したらいいの?~実際の画面で具体的に解説~|セミナーレポート
この記事では、 2022年5月18日に開催したWEBセミナー【小川卓が解説!|これまでGAで取得していたデータ、GA4でどうやって出したらいいの?】の一部内容のご紹介とアーカイブ配信のご案内について書いています。
目次
GAで見ていたデータは「GA4」で見ることが出来る?どうすればいい?を具体的に解説。
GA4の導入はするけど、 下記のような不安をお持ちの方が非常に多くいらっしゃいます。
- これまで見ていた数値は追わないといけない・・・
- これまで見ていたデータをGA4でもそのまま見たい・・・
そもそも、GAとGA4は異なるツールと捉えた方が分かりやすいぐらい違いがあります。※GAとGA4の違いに関しては別のアーカイブ動画でも解説していますので併せてご覧ください。動画:小川卓に聞く!なぜ今Googleアナリティクス4が必要なのか?~GA4による新しい計測方式と進化~
今回のウェビナーでは、そんな不安を解決すべく、GAとGA4の計測の違いやルールをお伝えしながら、再現する方法を実際のGA4の探索機能の画面を動かしながら、わかりやすく解説しています。
質問コーナーを入れると全編1時間越えの長編解説動画になります🎦GA4でGAで見ていたデータを見るための参考書的な動画にもなっていますので、ぜひページ下部のリンクよりアーカイブ配信をご覧ください。
結論。GAで出していたデータの大半は出すことができる。レポート機能と探索機能を使って再現
上の画像にもありますが、GAで出していたデータは大半出すことができます。ただし、それを再現するにはレポート機能と探索機能を使っていくことになります。つまり、ご自身たちで、これら機能を活用しながら、レポートを作りこんでいく必要があるということです。
GAとGA4ではこんなに違う。実際の数値のズレを公開!
実際の数値を見ると、その違いがわかりやすいです。GAとGA4で同じ項目の数値を見ても、大きく異なる場合があります。
例えば、自然検索流入。ズレ率170%です。
簡単に言うと、これはGAが参照してるマスターの表とGA4が参照しているマスターの表が異なっていることで起きています。つまり、ただ同じ項目を見られるように再現するだけでは、これまでGAで見ていたデータを正確に見られる訳ではなく、その項目と数値の違いも理解しながら、実行していく必要があるということです。
他にも、項目の違いを見ると、これまで存在していた直帰率と言う項目はなくなり、エンゲージメント率という新たな項目が存在しています。※数値のずれや項目の違いについては動画内で解説していますので、ぜひ動画でご確認ください。
定義の変更。例えば「GA4」のユーザーとは、アクティブユーザーを指している。
GA4では項目名はユーザーと表記されていても、これまでのサイト訪れた人数ではなく、アクティブユーザーを指しています。
アクティブユーザーとは・・・
- 1秒以上前面にページが表示されていたユーザー数
前面にページが映っている状態を指すので、スマホなどでタブで裏側に表示している場合はアクティブユーザーではありません。これを理解せずに、これまで通りのユーザーだと思い込んでいると、その数値の違いに悩む日々が増えるかも知れません。言葉だけではなく、その中身も理解していくことが重要となっていきます。
ここではさらに、セッションやコンバージョン周りについても解説しています。
他にも下記について解説しています。
- 計測タイミングによる影響
- 直帰率の廃止→エンゲージメントの追加(2022/8月現在では、直帰率という項目は復活しています。ですが、定義がGAとは異なります)
- 流入元の分類の変更
動画内では実際にGA4でレポートを再現しています。
ここからは、実際にレポートを再現していくのですが、皆さんが今もGAで見ているであろう下記のような項目について、実際のGA4の画面を動かしながら解説&再現しています。
- ユーザー概要
- 性別 年齢
- 地域
- 新規 リピート
- デバイス別
- 集客概要
- 参照元/メディア
- 行動フロー
- ページ別レポート
- ランディングページ
- イベントレポート
- コンバージョン概要
- eコマース
アーカイブ動画へのリンク|GAで見ていた数値を再現しないといけない方のための参考書のような動画になりました。
冒頭でもお伝えましたが、今後乗り換えるのは必須だとして、これまで見ていた数値を追わないといけない方は、ご紹介したように探索機能を駆使しながら、ご自分達でやる必要があります。そのような方にとって、参考書的な動画になっているかと思います。質問コーナーまで合わせると、全編1時間越えの 内容もたっぷりの長編動画となっています。ぜひアーカイブ配信をご覧ください。