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ヒートマップツール「USERDIVE」導入企業様向けセミナーを開催しました|セミナーレポート

-クライアント企業様が自社でPDCAを回せるように

ヒートマップツール「USERDIVE」はこれまで300社以上の企業様に導入していただいており、UNCOVER TRUTHはこれらの企業様が「Webサイト改善を通してビジネスを成長させる」という本来の目的を果たせるよう、日々最大限のサポートをしたいと考えています。そこで今回は、すでにUSERDIVEを導入していただいているユーザー企業様や導入を控えている企業様を対象にセミナーを開催しました。

企業のデジタルマーケティングにおいて、ツールから得られる分析結果はあくまでも戦略立案のための材料です。そのためUNCOVER TRUTHでは、USERDIVEと合わせて専門知識をもったアナリストによるWebサイト改善コンサルティングサービスをご提供し、平均してCVR10%以上の改善成果を出しています。

一方で「世の中の全てのWebサイトを良くしたい」というミッションを掲げているUNCOVER TRUTHにとって、クライアント企業様が自社でPDCAを回せるようになることも中長期な目的です。今回のセミナーはその一助として、CAOの小川卓が「PDCAの回し方 実践編」というテーマで、自社でPDCAを高速に回すためのポイントをお伝えしました。


-PDCAの回し方 実践編

これまでのセミナーでも毎回お伝えしているように、PDCAが回る大きな条件は

  • 関係者全員が「そもそもなぜPDCAを回すのか」を理解し、納得していること
  • PDCAが回らなくなるボトルネックを発見し、解消すること

の2つ。詳細は過去のセミナーでもお話ししていますので、そちらの記事もぜひご覧いただければと思います。

今回のセミナーでは実際に小川が改善を手がけたサイトのKPI設計を例に挙げ

  • KPI設計に3ヶ月かけている
  • 月次レポートでの定期的な振り返りとアクションプランの明記
  • 半年・1年スパンで振り返りと見直しを行う

など、設定と振り返りにおける時間の使い方まで含めた運用のポイントをご紹介しました。

KPIを決める前に整理するべきDMAICの概念や「KPIは常に一定ではない」という考え方については、最近のセミナーや小川の連載記事でもお伝えしている通り。重要なのは、常にKPIを見直してアクションプランにつなげる意識をもつこと、そしてそのアクションプランが実行可能かつ本質的なビジネス目標に紐づく内容かどうかをきちんと考えることです。


-組織の実態に即した実践的な運用ノウハウも公開

今回はすでにヒートマップツール「USERDIVE」を活用している企業様へ向けた「実践編」とあって、PDCAに関する基本的な考え方に加え

  • 運用フロー確立における「誰が・いつ・どの会議体で話すべきことか」の整理
  • レポートの自動化
  • 勉強会資料等を集約するポータルサイトの整備
  • 新人向けのブートキャンプ実施

など、組織の実態に即した実践的なプロジェクトの推進例をご紹介しました。

他にも「KPT(Keep/Problem/Try)」や戦略カレンダーなど、小川がこれまで実際に採用してきたPDCA継続のための工夫をご紹介しましたが、逆に言うとPDCAを継続するためにはこれだけの様々な立て付けが必要である、とも言えます。PDCAの運用に課題を抱えてしまうのは、マーケティング担当者であれば当然のことなのかもしれません。UNCOVER TRUTHではそのような課題を抱えるマーケターの皆様へ向けて、今回のようなセミナーを多数開催しています。クライアント企業様だけでなく、まだUSERDIVEを導入されていない企業様を対象にしたものもありますのでぜひご参加ください。


-プロジェクトの裏側も公開

第2部では、日々現場で分析にあたるWebアナリストの仁藤が登壇し、プロジェクトにおけるロードマップの引き方からコミュニケーションツールの具体的な活用方法に至るまで「UNCOVER TRUTHがどのようなプロセスを経てお客様のWebサイト改善を進めているか」をお伝えしました。参加者の皆様からは「CVした人・しなかった人の行動の違いをヒートマップツール『USERDIVE』だけで見ることができるのか?」や(できます!)、「アナリストはアクセス解析ツールの数字をどのように見ているのか」「ABテスト1回につき一つの改善施策を提案してもらえるのか」など、実際にUSERDIVEを活用したり導入を検討したりしている方ならではの質問を多数いただきました。

仁藤からは「100%勝てる施策は存在しない」「勝てると思った施策が振るわないこともある」といった本音も飛び出しましたが、失敗にも必ず気づきがあり、だからこそ根拠(データ)に基づいたPDCAを絶えず回していくことが重要であると言えます。UNCOVER TRUTHは今後もこのようなセミナーを通し、Webサイト改善を安心してお任せいただくための情報を発信してまいります。

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