ユーザーの興味関心を測るのに欠かせない4つの指標|ゆっきーブログ

こんにちは!UNCOVER TRUTH の伊藤 有紀子(いとう ゆきこ)です!この「ゆっきーブログ」では、私がリーダーを務める当社サービスのコンテンツ分析ツール『Content Analytics(以下:コンテンツアナリティクス)』のプロダクト開発でのエピソードや、実際のお客さまとのやり取りを通じて感じたこと、気付いたこと、分析のTipsを中心にしながら、私が気になっているトピックなどのゆるい話も交えながらお伝えしていきます!これまでの「ゆっきーブログ」も併せてご覧ください!

ユーザーの興味関心を手っ取り早く測る方法

さて今回は、ユーザーの興味関心・好き・嫌い(嫌いというかユーザーに刺さってない)ポイントを手っ取り早く測る方法をお伝えしようと思います。

皆さまも、日々ユーザーの興味関心を追い求めているのではないでしょうか。私もお客さまの事業を通じて、一緒に毎日毎日追い求めている日々です。また、初めてお会いするお客さまからもよく「これでユーザーの傾向がわかりますか?」または「ユーザーに何が刺さったのか知りたいです」などとお声がけいただくことが多いです。

もちろん「ユーザーの傾向」にはさまざまな測り方があります。でも、まず言えるのは「これ好きなんです!」「これ私興味あるんでおススメしてください!」「そうこれこれ、これ欲しいんですよ!」なんて言ってくれるユーザーはいないということですよね。

そして、私もそうですが、まったく自分の好みでないものや、必要としていないものをおススメされたり、逆に気になっているものが探しづらかったり、わかりにくかったりすると段々気持ちが離れていってしまうという・・・いやはやなんとも人とはむずかしいものですね。

コンテンツアナリティクスが取得する「ユーザーの傾向」を測る上で欠かせない4つの指標とは

当社が長年ユーザー分析を行ってきた中で、次の4つの指標が「ユーザーの傾向」を測る指標として「欠かせない」と考えています。それは、コンテンツの「ビュー」「閲覧秒数」「クリック」「ゴール貢献」です。この4つのうち、どれが欠けてもだめだと考えています。

それぞれの指標だけではなく、4つ測れるのが重要

例えば、クリックされている箇所は、ユーザーがその先の情報を知りたいと思っている可能性があるので重要な指標です。とはいえ、クリックされている場所だけがわかったとしても、基本的にリンクが貼られていなさそうな箇所しかユーザーはクリックしませんから、ページ全体を分析するには物足りません。ちなみに、コンテンツアナリティクスでは、クリッカブルではない場所のクリック計測もしています。これにより、クリッカブルではない場所で、ユーザーがさらに情報を知りたがっているという発見もよくあります。

他にも、閲覧秒数だけ測れても、テキストコンテンツなら良さそうですが、配置しているボタンなどの効果が測れないのでダメなのです。とはいえ、閲覧秒数が測れなければ、ユーザーがその部分に興味を持って読み込んだのか?がわかりませんよね。

どれかの指標だけではなく「ビュー」「閲覧秒数」「クリック」「ゴール貢献」の4つの指標をコンテンツごとに確認できることが重要で、これにより簡単に「ユーザーの傾向」がわかるようになります。

などなど。「ビュー」と「閲覧秒数」では、「クリック」や「ゴール」のような、能動的なアクションをしていないユーザーに対しても興味を測りにいけますし、「クリック」や「ゴール」は、ユーザーの明確なアクションを追うのに役立ちます。

いかに長い間見てもらうか、更に興味を持ってもらえるか

いかに視線を引く画面を作っていけるか、わかりやすい誘導をおこなえるか、途中でイヤにならない入力方法を提示できるか、というUI/UXという分野から、訪れるユーザーにより好きになっていただくコンテンツを提示できるか、というコンテンツマーケティングの分野まで。私たちが提供できるものは、たくさんあります。

かつては、テレビの視聴率(ビュー)が、ユーザー獲得の指標だったわけですが、インターネットやアプリ、SNSなどが普及し、私たちがその一歩先に来てしばらく経ちましたよね。ユーザーはよりアクティブになり、欲しいものとのエンカウントを待つだけでは終わらない。だからこそ、私たちは、より適切な顧客体験の提供を考えていかなければならなさそうです。なので皆さまには、次のような質問を投げかけていきたいと思います。

皆さまのユーザーの「興味関心」「好き」「嫌い」は何でしょうか。皆さまはどんな指標でそれを計っていますか?

当社が提供する「Content Analytics(コンテンツアナリティクス)」とは?

サイトの利便性を高めるUI/UXの改善のため、お客さまとよりよいコミュニケーションを取るために、お客さまの興味関心を理解するためのツールとして『コンテンツアナリティクス』をご提供しております。タグを入れるだけで、ページ内をコンテンツ単位で計測・解析ができ、ユーザーの嗜好性や興味関心をページ内の閲覧傾向から数値化することもできます。これまでアンケート等でしか取ることが出来なかった、ユーザー一人ひとりのインサイトを取得でき、適切な訴求・コミュニケーションに活かせます。

コンテンツアナリティクスの活用方法がわかる資料配布中

GoogleアナリティクスのバージョンがUA(ユニバーサルアナリティクス)からGA4に移行された現在、画面操作や分析方法が難しくWebサイト改善やコンバージョン改善に苦戦している企業が増えています。当社CAOの小川卓が「コンテンツアナリティクスを使って自社サイトを分析しました」と題してWebサイト改善で見ていくポイントと活用事例のホワイトペーパーを作成いたしました。ぜひご活用ください。

~ゆっきー編集後記~

皆さんお忙しいなか、いかがお過ごしでしょうか?7月に入りました!今月は3連休がありますね!お休みではない方もいらっしゃるかもしれないですが、私は指折り数えております(笑)3連休が待ち遠しいです・・・・(笑)7月も頑張ってまいりましょう!


この記事を書いた人

伊藤 有紀子(いとう ゆきこ)

株式会社UNCOVER TRUTH
ビジネスデベロップメントグループ
Content Analytics チームリーダー

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