【お客さまに選ばれるメディアへ。質の良いコンテンツを増やしていくためにもコンテンツを定量評価】コンテンツアナリティクス導入事例|株式会社ストライプインターナショナル様

こんにちは!UNCOVER TRUTH の伊藤 有紀子(いとう ゆきこ)です!今回は、当社が提供するWebコンテンツ分析ツール『Content Analytics(以下:コンテンツアナリティクス)』をご利用いただいている、株式会社ストライプインターナショナルのEC事業推進部部長の中谷氏とマネージャーの根岸氏に、当社と一緒に取り組みをご支援いただいているパーソルプロセス&テクノロジー株式会社の池内氏とインタビューをしてきました。

プロフィール紹介

株式会社ストライプインターナショナル
EC事業推進部 部長

中谷宏之 氏

株式会社ストライプインターナショナル
EC事業推進部 マネージャー

根岸俊介 氏

株式会社ストライプインターナショナルについて

ーーーこの度は、インタビューの機会をいただきありがとうございます。早速ですが、ストライプインターナショナルさんでは、どのようなサービスをご提供されているのでしょうか?

根岸氏|「ファッションの力で笑顔輝く明日をつくる」をパーパスに掲げ、お客さまがその時々に求めるお洋服をお届けすることで、お客さまの暮らしを支え、人生に寄り添うことをモットーにサービスを提供しています。その中でも、私はEC事業部のマネージャーとして、主に弊社のECサイトであるストライプクラブのコンテンツ企画や制作、制作したコンテンツの分析改善を担当しています。

社内でのECサイトの立ち位置の変化。重要となるコンテンツを分析するために

ーーー余談ですが、実は本日は御社のブランドを着用してインタビューに臨んでいます!これまでもWebサイトのコンテンツ分析は行っていたのでしょうか?

根岸氏|ありがとうございます!そうですね。これまでもWebサイトのコンテンツ分析はGoogle Analyticsで行ってきました。主にPV数や離脱率など、ページ単位での分析を行ってきました。

ーーーそのような中、コンテンツアナリティクスをご検討いただいたきっかけがあれば教えていただけますか?

根岸氏|ページ単位での分析を行っていく中で、これまでの表面的な分析からもう一歩踏み込んで、お客さまのページ内での行動や興味関心がわかるような分析ツールの必要性を感じていました。

中谷氏|背景を補足すると、弊社内におけるECサイトの立ち位置の変化が関わっています。弊社のビジネスは店舗を中心に成長してきました。全ブランドを合わせて全国で720店舗ほど展開していることからも、店舗が中心であることをお分かりいただけるかと思います。基本的に店舗はお客さまの生活導線上に構えていますので、あえてECサイトでの購入を促す必要性もなく、在庫処分のためにあるような状態でした。

ですが、ここ数年の生活様式の変化により、今後EC事業を伸ばしていく必要性を感じました。ECでの売上拡大を目指したときに、これまでのようなセール価格で安さを訴求するためのサイトではなく、店舗と同じようにお客さまにとって魅力的な場所にするために、ブランドや商品の魅力をしっかりと伝えられる有益な情報があるサイトにしていく必要があると考えています。今後、コンテンツを重要視していくのであれば、コンテンツをより深く分析できるツールが必要になると考えたことが検討のきっかけになります。

―――確かに、以前からECサイトを拝見していましたが、セール情報が多かった印象から、コーディネート等のコンテンツも充実してきた印象があります。コンテンツアナリティクス導入の決め手となった機能があれば教えていただけますか?

根岸氏|当初は、ヒートマップツールも検討していましたが、コンテンツアナリティクスは、ページ内を画像やテキスト毎に分割して、4つの指標(ビュー数・率、閲覧秒数、ゴール数・率、クリック数・率)、特にゴール(コンバージョン)への貢献が確認できるという点が大きかったです。

中谷氏|私も同じですね。ヒートマップは、マーケティング部門では使っていましたが、ゴール(コンバージョン)に貢献しているかわかりづらいのが一番のネックでした。コンテンツアナリティクスであれば、ゴール(コンバージョン)への貢献がわかるようになるというのが、決め手だったと思います。

―――ありがとうございます。実際、コンテンツアナリティクスをどのような体制や場面でご活用いただいているのでしょうか? 

根岸氏|コンテンツアナリティクスは制作チームの4名で使っています。制作したコンテンツの結果を確認するのは当然ですが、結果の分析から得た示唆を次の企画に活かしています。

お客さまに選ばれるメディアへ。質の良いコンテンツを増やしていく

―――多くのブランドを展開されているので、より幅広いお客さまに向けてコンテンツをお届けする必要がありますね。

中谷氏|私たちのブランドの多くは、必ずしもファッション感度が高いお客さまに向けたものではありません。店舗もショッピングセンター等をメインに展開しているのもあり、ファッションへの入門的な立ち位置のため、一般的な方に向けたコンテンツを多く用意するようにしています。 

情報が多様化している現代において、お客さまが情報を自由に選べる中、選ばれるメディアになっていく必要性を感じています。そのため、ショッピングが出来るのは元より、ブランドや商品の情報だけではなく、マフラーの巻き方や、ファッションの用語や参考になるコーディネート等、ファッションに関する様々な情報が集まるキュレーションのようなサイトを目指しています。それを実現するためには、より多くの質の良いコンテンツを増やしていく必要があるため、コンテンツアナリティクスのような分析ツールが役立っていくのだと考えています。

データが経験からの思い込みを外してくれる

―――コンテンツ名登録やタグ付け機能等、より多くのコンテンツを分析するのに役立つ機能もご用意していますし、新たな機能の開発も日々進んでいます。よりご活用いただけるように私たちもより良いツールを目指して頑張ります!コンテンツを分析していく中で新たに見えてきたことありますか?

根岸氏|これまでもファッションサイトに関わる仕事をしてきた中で、自身の経験値から想像する結果や現状への理解があるのですが、コンテンツアナリティクスのデータで見ると、思い込みの外から俯瞰で確認できるので、新たな改善点を見つけやすくなりました。成果が具体的にわかることで、仮説検証のサイクルがこれまでよりもスムーズになっていると感じています。

―――最後に、どのような課題をお持ちの方にコンテンツアナリティクスはお勧めでしょうか? 

根岸氏|私たちのように、ユーザーの行動や嗜好性を知りたい企業や、制作したコンテンツが実際の売上に繋がったのか?を調べる必要がある企業にお勧めできると思います。

―――ありがとうございました!引き続きよろしくお願いいたします!

当社が提供する「Content Analytics(コンテンツアナリティクス)」とは?

サイトの利便性を高めるUI/UXの改善のため、お客さまとよりよいコミュニケーションを取るために、お客さまの興味関心を理解するためのツールとして『コンテンツアナリティクス』をご提供しております。タグを入れるだけで、ページ内をコンテンツ単位で計測・解析ができ、ユーザーの嗜好性や興味関心をページ内の閲覧傾向から数値化することもできます。これまでアンケート等でしか取ることが出来なかった、ユーザー一人ひとりのインサイトを取得でき、適切な訴求・コミュニケーションに活かせます。

パーソルプロセス&テクノロジー株式会社様のご紹介

パーソルプロセス&テクノロジー株式会社では、コンテンツアナリティクス等のツールを活用したデータ分析・活用支援サービスも提供されています。ご興味がございましたら、ぜひお問い合わせください。

コンテンツアナリティクスの活用方法がわかる資料配布中

GoogleアナリティクスのバージョンがUA(ユニバーサルアナリティクス)からGA4に移行された現在、画面操作や分析方法が難しくWEBサイト改善やコンバージョン改善に苦戦している企業が増えています。当社CAOの小川卓が「コンテンツアナリティクスを使って自社サイトを分析しました」と題してWEBサイト改善で見ていくポイントと活用事例のホワイトペーパーを作成いたしました。ぜひご活用ください。


この記事を書いた人

伊藤 有紀子(いとう ゆきこ)

株式会社UNCOVER TRUTH
ビジネスデベロップメントグループ
Content Analytics チームリーダー

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