パターンC:テキスト系ボタンのクリックイベントをゴールとして設定する

本設定を行うと、以下の条件で作成されているボタンのクリックイベントをゴールとして計測することができます。

  • “input”タグで生成されているボタンのうち、”type”が”submit”もしくは”button”で作成されており、かつ、”value”にテキストが含まれている場合
  • “button”タグで生成されているボタンのうち、テキストが含まれている場合

設定の流れ

STEP1:カスタムイベント有効化

カスタムイベントの自動送信を有効にするには、トラッキングコードの記述を一部変更する必要があります。
プロジェクト設定 > プロジェクト情報 画面に表示されているトラッキングコードをテキストエディタなどにコピーし、【autoClickCustomEventEnabled】の値を【false】から【true】に書き換えます。
書き換えたトラッキングコードを対象ページ内に配置してください。

既にタグマネージャー、もしくは、ページにトラッキングコード設置済みのお客様は、上記該当部分を【True】に書き換えてください。

2024年3月27日以前にご契約されたお客様は、タグマネージャー、もしくは、ページに貼り付け済みのトラッキングコードを、現在プロジェクト情報画面に表示されているタグに置き換えていただくと、テキスト系ボタンのクリックイベントを自動で取得することができます。
なお、既にJavascriptでカスタムイベントを記述されている場合は、計測が重複してしまう場合がございます。その場合は、トラッキングコードの修正方法をご案内致しますので、お問い合わせください。

STEP2:ゴール設定

①ゴール設定画面を開く

Content Analyticsでゴール設定画面を開き、[ゴールを追加]をクリックします。


②イベント条件を設定する

[目標名]に任意の名前をつけ、[目標タイプ]で[イベント]を選択します。

イベント条件は、以下の通り入力してください。

カテゴリ CA__TextButtonClick
アクション ボタンに表示しているテキスト
ラベル 滞在中のページURL

【注意事項】
①「完全一致」で入力する場合は末尾の「/(スラッシュ)」を削除して入力してください。
②広告流入にUTMパラメータを付与している場合など、ユーザー訪問時のページ流入元によって、URLの「?(パラメータ)」や「#(ハッシュ)」は変動する場合があります。パラメータやハッシュが変動する可能性がある場合は、該当部以下を除いて「前方一致」もしくは「正規表現一致」で登録することを推奨しています。
チェックを外してください


③ゴール登録完了

ゴールが正常に登録されていることを確認してください。
設定完了時からゴールの計測が開始され、翌日からレポートを確認することができます。
必ずテストコンバージョンを実施し、翌日以降にゴールが計測されていることを確認してください。

※上記のゴールは、以下画面の送信ボタンをゴール登録した例です。

STEP3:イベント送信テスト(任意)

テキスト系ボタンは、必要項目を入力しないとボタン自体が押下できない場合があるため、イベント送信テストができない場合があります。
そのため、イベント送信テストは、実施可能な場合のみ実施してください。

①デベロッパーツールを開く

テキスト系ボタンが配置されているページで、Shift + F5キーを押してキャッシュクリアしてください。
その後、F12キーを押してデベロッパーツールを開き、コンソールタブを選択します。


②イベント操作を行う

デベロッパーツールを開いた状態で、クリックイベントを取得したいボタンを、右クリック→[別タブで開く] でクリックしてください。その後、タブを切り替えて元のページに戻ります。
※ボタンがグレーアウトしている場合や右クリックで操作できない場合は、テストが実施できませんので、作業を完了してください。


③スクリプトを実行してイベント情報を取得する

以下スクリプトをコンソール画面にコピーして、Enterを押下します。

dataLayer.filter((item) => item.event?.includes('contentAnalytics.eventTracking'))

一部のブラウザでは、スクリプトの貼り付けが禁止されていことがあるため、スプリプト貼り付け時に、以下のメッセージが表示される場合があります。その場合は「allow pasting」を入力すると、スクリプトを貼り付けることができます。 

Warning: Don’t paste code into the DevTools Console that you don’t understand or haven’t reviewed yourself. This could allow attackers to steal your identity or take control of your computer. Please type ‘allow pasting’ below and hit Enter to allow pasting.


④スクリプト実行結果を確認する

スクリプトの実行結果【contentAnalyticsValue】が表示されていることを確認します。
トグルが閉じた状態で表示されている場合は、トグルを開いて確認してください。

STEP2でゴールに登録した内容と一致していることを確認してください。

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