データ活用の仕組化を支援!DX-Accelerator(DXA)とは?

データ活用の仕組化を支援!DX-Accelerator(DXA)とは?

更新日:2024/04/11

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この記事が解決できること

  1. DXAサービスの概要を知ることができる
  2. データ活用を内製化する上での課題を整理できる

はじめに

ご訪問いただきありがとうございます。
DX-Accelerator(DXA)の事業責任者、三原です。

私たちUNCOVER TRUTH社はこれまで350を超える企業様のデータ活用を支援してまいりました。
その中でやはり、皆様が共通して描いているのは「自社でデータ活用を内製化する」という未来です。

これまでCDP構築、活用を中心にサービス提供してきた我々は、クライアント様の「内製化」という目標を達成するには、どうしても外部のコンサルティングでは難しいことにジレンマを感じていました。
そして、よりクライアント様のデータやサービスを深く理解し、内部に入り込んでデータ活用を支援していくために、このDXAサービスを立ち上げました

DXAロゴ

DXAは、大雑把に言うと下記のようなサービスです。

SQLやBIを得意とするデータのプロが月100万円であなたの会社の社員のように、常駐型で支援します。
※2024年3月時点。

採用や育成にも携わっている方であれば、データ活用の要となるスキル人材が、あなたの隣に常駐してくれることの価値の高さをご理解いただけるのではないでしょうか。

当記事では、DXAサービスが叶える未来や、どんな時に活躍するのか?具体的にお話ししていきます!

DXAが叶える未来

私たちは、データが公用語となる組織づくりのお手伝いをしています。
では、データが公用語となった組織とはどのような状態なのでしょうか。

データが公用語となった組織ではデータ環境が整備され、データを見たいと思えば誰でもすぐに見たり使ったりできる状態が当たり前になっています。
また、すべての人にデータリテラシーがあり、どの部署でもどの人でもすべての意思決定にデータが介在しています。

組織がこの状態になると意思決定のスピードがあがり、試作実行から検証までのサイクルが加速します。その結果、成果をクイックに積むことができる組織となるのです。

そんな素敵な未来を実現するためには大きく3つの要素が満たされていることが必要不可欠です。

①データ環境
データフローや要件定義はすべて文書化されており、出所とロジックの不透明なデータや目的不明のBIがない状態。

②データ活用
目的別のデータマートやBIがあり、社内各部署で自由に使用することがきる。権限内においてデータ作成やBI構築もできる。

③データ人材
各部門でデータリテラシーがあり、データ活用ができる状態。新人採用や育成の際も、自社のデータ人材のスキルセットが定義されている。マニュアルをもとに育成・引き継ぎを行う環境が整っておりスケール化が容易。

データ活用の内製化を阻む壁

その理想状態に達するためには大きく分けて2つのフェーズ(初期、中期)があり、そのフェーズによって組織が抱える悩みは異なります。

各フェーズの課題感については、こちらの記事で詳しく解説していますので、是非ご参照ください。

各フェーズでの対処療法的な解決も重要ですが、実は、どんなフェーズにも共通した内製化を阻む原因というのがあります。
それは、大きく分けると以下の2つです。

①組織がいつも逼迫している
エンジニア業務とビジネスサイドの依頼がバッティングして人的リソースは常に不足状態
環境整備と社内教育は空論となる。データ人材の定義や評価制度は定まらず、採用に踏み切れない

②人員補強では簡単に解決しない
データ環境のドキュメント化と教育体制が整っていないため、必要なナレッジはすべて口頭伝承
再現性の低い作業が積みあがり、「人は増えたが、相変わらず忙しい」という状況が続く。

旧来の組織構造ではこの問題を解決することが難しく、多くの企業が苦戦している原因でもあります。

そこで、私たちは構造自体の見直しが必要だと考えています。
多くの場合、ビジネスサイドとエンジニアサイドが相対する形で組織構成がされています。
しかし、ここに大きな原因があります。

ビジネスサイドでは本来業務の課題発見と施策実行がありますが、そこに必要なデータはすぐに上がってこないため、SQLとBIを担当するケースがあります。加えてエンジニアサイドでは、本来業務の傍らでビジネスサイドの依頼を打ち返さなければいけません。

そこで、双方の懸け橋となるポジションを設けます。
このポジションは、エンジニアよりもビジネスサイドに近い立場でデータ業務を担います。

このような中間ポジションをアナリティクスエンジニアといいます。
この概念は海外で提唱されたもので、国内の大手企業にも少しずつ浸透しています。
アナリティクスエンジニアは、ビジネスの背景と、システムの課題を理解しながらデータ活用を推進するプロフェッショナルです。

アナリティクスエンジニアとは?

  • 並行してデータ環境をドキュメント化して、再現性の高い仕組を作る
  • データ環境を上流まで遡り、これまで不透明だった既存データにもメスを入れる
  • 必要があれば、エンジニアと連携してデータフローから引き直す

DXAが提供するサービス

このアナリティクスエンジニアが、一社員のように専属ではりついてサポートをするのが「DX-Accelerator(DXA)」です。
全社でデータが公用語になるための仕組化をお手伝いします。

ブラックボックス化したDWHがあれば、データフローの上流までさかのぼって可視化、文書化をしますし、誰もロジックのわからないBIがあればデータマートまで遡って解明をして定義書を起こしたりもします。
ゆくゆくは自社で採用、そして内製化したい企業様もその土台作りとしてDXAを活用していただいてます。

ここで、DXAサービスの活用事例を2つご紹介いたします。

ポイント

  1. 各部署のデータ活用のハブとなった
  2. DWH,CDPのデータ整備も同時並行で実施
  3. 意思決定スピードが2~3週間➡数時間に!

課題
こちらの企業様では、DWHやCDPは導入しているもののデータ活用横断組織は存在せず、IT部にデータの依頼をしたり、外部ベンダーにダッシュボード構築の依頼をしていました。

しかし、IT部は様々な事業部からデータの依頼が来たり、そもそもDWHやCDPの開発・保守業務でひっ迫しています。
そのため、マーケティング部がデータ依頼をしても対応まで2~3週間かかっていました。

また、ダッシュボードの構築・保守は外部ベンダーに依存していたため、中身が不透明なダッシュボードが複数できており、裏側のデータマートも乱立している状態です。
これでは、データの定義や見た目の修正をしたくとも中身はベンダーにしかわかりません。

DXAによる仕組化
そこで弊社アナリティクスエンジニアが参画し、データ活用のハブとなりました。データ活用横断組織を発足する前に、まずはアナリティクスエンジニアがその役割を担ったのです。

マーケティング部や経営企画部からデータ依頼を受けながらも、DWHやCDP内のデータ整備を行ったりドキュメント作成を行いました。
外部ベンダーが作成した中身の不透明なダッシュボードを読み解いて、誰でも使えるよう整えることも行いました。その際必要に応じて、IT部と連携しながらデータの定義確認も行っています。

ポイントとしては、アナリティクスエンジニアに属人化させるのではなく、誰でも使えるようなデータを整えたり、ドキュメントを残していったことです。

ポイント

  1. データマネジメント部の稼働逼迫を緩和!
  2. 誰でもいつでもデータを扱える環境づくり
  3. 様々な部署のデータの窓口に

課題
こちらの企業様では、既に部署横断のデータマネジメント部が存在していました。しかし、最近発足したばかりなので少数精鋭の2名体制。また、その2名も本来はもっと上流業務に携わりたく、ドキュメント管理等の業務に手が回っていません
今後採用をしていきたいけれど、まだ新人を育成できる教育制度がもリソースもありませんでした。

DXAによる仕組化
そこで、データ活用目的を理解して可視化できるアナリティクスエンジニアがデータマネジメント部に参画しました。各部署とコミュニケーションを取りながらデータ活用を実施しながら、データを整備しドキュメントも作成していきました。

データスキルを持った人材は希少です。なかなかシニア人材を採用するのは難しく、採用してもジュニア層で自走は難しいかもしれません。
そもそも採用には非常にコストがかかるので、どんな人にどんな役割を担ってもらうのか?しっかり整備した上で採用をしたいところです。

そんな時に弊社アナリティクスエンジニアを導入いただき、役割の明確化と内製の土台作りをしていきました。

まずはお気軽にご相談ください

当事業はローンチから約2年(24年3月時点)ですが、これまでに様々な業界・業種のお客さまのお手伝いをさせていただいております。

少しでも興味を持ってくださったり、すでにご相談をしたいことがある方はお気軽にご相談ください。現在あなたの組織のフェーズがどこにあるかは関係ありません。まずはお話をしましょう。

もう少しサービスについて知りたい方はサービス紹介資料もご用意しています。

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