【Snowflake】初心者向け│Snowflakeのクエリ結果をWeb上で簡単に調査する方法

【Snowflake】初心者向け│Snowflakeのクエリ結果をWeb上で簡単に調査する方法

更新日:2024/11/14

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この記事が解決できること

  1. Snowflakeで算出したクエリ結果をWeb UI上で簡単に調査する方法がわかる

はじめに

Snowflakeでは、スプレッドシートのようにクエリ結果をWeb UI上で簡単に調査することができます。この記事では、下記の使い方について解説します。

①日付データの形式変換
②データの検索
③クエリ結果の列を選択
④クエリ結果のダウンロード
⑤クエリ実行履歴の確認
⑥自動コンテキスト統計を表示・非表示

ワークシートの結果を調べる

早速、Web UI上から簡単にデータ形式の変換や検索をする方法を紹介します。

注意点

一部のデータ変換は、クエリを回したときと同様のコストがかかります。
※クエリの実行と同様のウェアハウスに対して請求されます。

例えば、列を昇順または降順で並べ替えると、最初の 10,000 行だけではなく、すべてのクエリ結果に影響し、コンピューティング コストが発生します。

コストがかからないもの

  • 数値列の千の位の区切り文字を表示
  • 数値→パーセントで表示
  • 小数点以下の桁数を変更
  • 日付とタイムスタンプの列の書式設定

※詳しくは公式ドキュメントを参照ください。

①日付データの形式変換

クエリ結果の列ヘッダー部分にカーソルを合わせてボタンをクリックすると、日付形式で格納されているデータを、別の日付形式に変換することが可能です。

また形式変換ではありませんが、「↑↓」ボタンを使ってデータを昇順や降順に並べ替えることができます。

  • 小数点以下の桁数を変更
  • 数値をカンマ区切り表示にする
  • 数値を”%”表記にする
    といったことも可能です。

※以降で説明する方法は下記画像のアイコンから行います。

②データの検索

検索したい文字を打ち込むと、該当するデータのみが表示されます。全てのカラムの中から該当するデータを抽出します。※部分一致でも結果を返します。

③クエリ結果の列を選択

クエリ結果に表示させたいカラムを選ぶことが出来ます。クエリ結果の中から、特定のカラムのみをcsvデータでダウンロードすることもできます。

④クエリ結果のダウンロード

クエリ結果をダウンロードしてデータの中身を確認することができます。

※Download as .csv for Excel: CSVファイルをExcelで開いたときに最適に表示
※Download as .csv: UTF-8エンコーディング(Windows環境で開くと文字化けする場合あり)

⑤クエリ実行履歴の確認

  • クエリの実行履歴を確認することができます。
    クエリ実行時間・クエリを回すのにかかった時間が表示されます。

  • 履歴をクリックすると、選択した履歴のクエリ結果に切り替わります。

  • 履歴にカーソルを合わせると、クエリ内容が表示されます。
    過去に実行したクエリ内容の確認・クエリのコピーも可能です。

  • ちなみに…
    ワークシート右上の「Code Versions」からも、過去のクエリを確認・コピーすることが可能です。

⑥自動コンテキスト統計を表示・非表示

  • 実行時間や使用ロールのクエリ詳細や、クエリ結果の列詳細が確認できます。
    この統計から、データの概要を大まかに理解することが可能です。

  • 統計欄(またはクエリ結果の列ヘッダー)をクリックすると、より詳細な内容を確認できます。

  • 統計の詳細を使って、データを絞り込むことも可能です。

まとめ

ワークシートの結果をデータ変換・調査する方法を説明しました。SnowflakeではWeb UI上でスプレッドシートのように簡単にデータを調査することが出来るので、活用してみてください!

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