Content Analyticsのファネル分析機能が本当に使いやすいという話。
はじめまして!Content Analyticsのカスタマーサクセスを担当している阿部と申します。どうぞよろしくお願いいたします!弊社が運営するサイト分析ツール「Content Analytics」(以下、CA)にファネルレポート機能が追加されました。今回はそちらについてのお話です。
GA4でやる分析はむずかしい……
先日、GA4を使ったサイト分析の社内勉強会(※これからアナリストを目指していく社員向け)「探索レポートやファネルデータ探索を作成して、サイトの改善ポイントを見つけよう!」に参加しました。
私も含め使い方を理解するのに四苦八苦。どこをどう操作したらいいのかを探るばかりで肝心の分析が遅々として進みません。1時間かけて使い方を理解してその日はおしまい、また来週~。ということがありました。GA4難し過ぎんか……?
この分析作業をしている最中、「CAならすぐに分かるんだけどな……」と何度思ったか分かりません。私が本製品のカスタマーサクセスをしているからというわけでもなく、GA4は分析に至るまでの理解が難しく、操作が複雑に感じました。
ちなみに、CAは、サイト内の画像やテキストなどの要素から「何がコンバージョンに寄与しているのか?何が寄与していないのか?」を導き出すツールで、GA4を使って感じるような不便さや分かりにくさをできるだけ排除し、分析のプロフェッショナルでなくとも、すぐに分析ができるようにと機能やUIを設計開発しています。
今回ご紹介するファネルレポート機能も非常に分かりやすく、操作も直感的にできるようになっていますので、ぜひ最後までお付き合いください!
ファネル分析とは?
そもそもファネル分析とは?ですが、Webサイトにユーザーが訪問してからコンバージョンするまでの各ステップの状況を可視化し、特定のステップでの離脱や、流入経路ごとの行動パターンの違いを把握します。これにより、Webサイトのどの部分を改善すべきか、コンバージョンに至るまでのステップをどう最適化するべきかを明確にさせる、という分析手法です。
▲ファネル分析の例▲
各ルートのファネルをCAで作り、PowerPointなどで作成したフロー図に数字を当てはめていけば、
かっこいいレポートが簡単に作れます。こんな報告ができれば上司からの評価もきっと爆上がりです。
CAのファネルレポート機能の特徴
▲CAのファネルレポート画面▲
|ポイント① 見たいファネルが簡単に作れる
・ステップ追加を押して項目を入力するだけ
CAでは簡単にファネルを作成することができます。下の画像は、ファネルレポートの作成画面です。「ステップを追加」を押して任意の項目名とURLを指定する、これを繰り返すだけでファネルができちゃいます。
ちなみに、1つのレポートにつき、作成可能なファネル数は5つ、作成可能なファネルのステップは9ステップまでです。プランによっては複数のレポート作成も可能です。
▲ファネル作成画面▲
上ではTOPページを起点として作成していますが、URLは任意に指定できます。
特定のLPから流入してきて、申し込み完了までの流れを作る、といったやり方ももちろんできます。
・豊富なフィルタパターンで見たいファネルを柔軟に作成
また、ユーザーの行動や対象ページ、ゴール、カスタムディメンションといったフィルタパターンを使って、データの絞り込みが可能です。加えて、正規表現にも対応しているので、フィルタを掛け合わせることで、見たいファネルを柔軟に作成することができます。
ファネルを1回作れば、あとは集計期間を変えるだけで、日々の数値の変化も簡単に見ることができます。ファネルレポート画面を撮影して、レポートのスライドに貼り付けるだけで定期的な報告もあっという間に終わります。
|ポイント② 広告など複数のファネルを並べて比較分析できる
GA4などの従来の解析ツールでは、複数のファネルをひとつの画面上に出して確認することが難しいのですが、CAなら広告ごとや各商材ごとで作成したファネルの成果を並べて比較できます。並べて比較できると「どの広告流入が成果を出していて、成果が悪い広告流入はどこで歩留まりを起こしているのか」もわかりやすくなりますよね。
▲広告媒体別のファネルレポート▲
他にも、担当やチームごとのファネルを用意することで、日々の運用管理の手間も少なくなりますよ。
|ポイント③ クローズドファネルとオープンファネルへの切り替えもボタンひとつでOK
少し突っ込んだ話になりますが、ファネルの最初のステップから閲覧を開始したユーザーのみをカウントする「クローズドファネル」だけではなく、作成したファネルの途中から閲覧を開始したユーザーもカウントする「オープンファネル」にもチェックボタンひとつで切り替えができます。
▲クローズドファネルとオープンファネル▲
適切な順序で進んだ場合のユーザー行動の把握だけでなく、
実際のユーザーの動きとすり合わせるような分析もより簡単になります。
コンテンツアナリティクスでファネル分析してみませんか?
今回はファネルレポート機能についてのお話をさせていただきました。サイトの歩留まりポイントがどこかだったり、ユーザー行動を比較するにはうってつけの分析方法です。
CAは、ファネルレポート以外にもサイト改善のために役立つ機能がいくつもあります。(別記事:GA4と比較!コンテンツアナリティクスならページのパフォーマンス(コンバージョン、デバイス別、ディレクトリ別、到達率)の確認も手間なく簡単に!)我々カスタマーサクセスもお客さまに伴走し、使い方のサポートや、そもそもの分析のやり方などをお伝えしています。
GA4などの一般的な分析ツールが難しくて心が折れかけている方。ぜひ一度お問い合わせください!
コンテンツアナリティクスの活用方法がわかる資料配布中
GoogleアナリティクスのバージョンがUA(ユニバーサルアナリティクス)からGA4に移行された現在、画面操作や分析方法が難しくWebサイト改善やコンバージョン改善に苦戦している企業が増えています。当社CAOの小川卓が「コンテンツアナリティクスを使って自社サイトを分析しました」と題してWebサイト改善で見ていくポイントと活用事例のホワイトペーパーを作成いたしました。ぜひご活用ください。
この記事を書いた人
Abe Tsuyoshi
株式会社UNCOVER TRUTH
プロダクトグループ
Content Analyticsチーム
カスタマーサクセス
長年アプリの企画・運営・開発に従事、その後メディア編集ライターや法人営業など幅広い業務を経験後、サイト制作ディレクション・運用・マーケティング支援を務める。幅広い業務知識を生かすため、2024年、UNCOVER TRUTHにJOIN