GA4の利用状況に関するアンケート調査を実施!回答者の8割以上が難しさを実感

2023年7月のGoogleアナリティクスの旧バージョンであるユニバーサルアナリティクスのサポートの終了に伴い、GA4への移行が行われてから約1年半が経過しました。
GA4への移行が進む一方で、その活用において課題が指摘されています。これらの課題を特定し、より効果的な活用を推進するため、現在のGA4の活用状況について、事業会社・支援会社でマーケティング業務に携わる92名を対象に調査を実施致しました。
▼調査概要▼
調査テーマ:GA4の利用状況と難易度に関する調査
調査方法 :Webアンケート
調査対象 :GA4を活用している企業のマーケター
調査対象数:92名(設問ごとに回答数に変動あり)
調査時期 :2024/10/25~2024/10/30
※調査内容をご利用いただく場合は、出典:「株式会社UNCOVER TRUTH / GA4の利用状況と難易度に関する調査」と、ご明記をお願い致します。
GA4はどのように利用されている?

GA4の利用頻度は、回答者の73%以上が少なくとも「週1回以上GA4を利用している」と答え、「毎日」が26%、「週2~3回」が29%、「週1回程度」が19%という結果でした。

GA4を利用する目的は、「サイトの訪問者数やCV数・収益などの定点観測」が最も多く60%、顧客理解やサイト改善のための分析が25%、広告やプロモーションの効果測定・評価が9%という結果でした。

GA4で特に利用しているレポート機能(複数回答可)は、「集客(チャネル・参照元など)」(22%)、「自由形式」(22%)、次いで、「経路データ探索」(15%)、「エンゲージメント(イベント・ランディング)」(14%)が上位となりました。利用状況では、約75%が週1回以上利用しているという結果であり、多くの方が高頻度で利用していることが分かりました。また利用目的や利用しているレポートからも、定点観測や流入評価という側面が大きいようです。
GA4の難しさをどう感じている?

GA4の難易度は、回答者の86%が「難しい・やや難しい」と回答し、「易しい」と回答する方は0名でした。約75%が週1回以上利用しているのですが、難しいと感じる方が多いようです。

具体的にどのような点に難しさを感じているか(複数回答可)は、「指標やディメンション定義の理解」(58%)、「イベントの設定・定義」(55%)が特に多く、Webサイトに訪問したユーザーの深堀分析や行動トラッキングする際の設定に難しさを感じていることが分かりました。
移行から1年以上が経過してもなお、GA4の利用には多くの方が難しさを感じているという結果でした。また「指標やディメンション」といったデータ項目の理解や、「イベントの設定・定義」のような設定部分で難しさを感じており、GA4になり分析の幅が広がった一方で使いこなせていない方が多いように見受けられます。
よく利用している人でも難しさを感じている
約8割がGA4に難しさを感じている、という結果でしたが、どんな人が難しさを感じているのか深堀りをしました。
GA4の利用頻度では「毎日」が26%、「週2~3回」が29%、「週1回程度」が19%という結果でしたが、これらのユーザーでは難しさをどう感じているでしょうか。
結果としては、利用頻度に関わらず7~8割が難しさを感じている状況でした。毎日利用している方でも約3割が「難しい」、約5割が「やや難しい」と答える結果となりました。

サイト分析に活用しているGA4以外のツール
GA4の利用実態を追ってきましたが、GA4以外にサイト分析に活用しているツールの利用有無についても調査しました。結果としては、回答者のおよそ半数(53%)が他に活用しているツールが「ある」と答えています。

さらに、「ある」と答えた人にどのようなツールを使用しているか調査したところ、最も多かったのは「ヒートマップ」で33%でした。

GA4では「どのような人が使っているか」という属性や「どのようにページを遷移したか」という行動を分析することはできますが、「ページ内でどのように行動したか」を把握するためにはGTMなどでページ内の要素1つ1つにイベント設定が必要になります。
今回の調査結果からも、ページ内行動の分析においては、ヒートマップツールのような簡単にページ内でのユーザー行動がわかるツールが、GA4とは別に利用されている割合が高いという結果でした。
GA4に難しさを感じている方におすすめ
GA4への移行が行われてから約1年半が経過しましたが、多くの担当者が難しさを実感していることは明らかです。
GA4に変わったことで多くのディメンション・指標が備わり、探索レポートで自由に集計ができることで分析の幅が広がった一方で、分析の難易度が上がり、苦労している方が多いと考えられます。
UNCOVER TRUTHでは、Webサイト訪問者の行動分析ツールとして『コンテンツアナリティクス』を提供しており、サイト全体や流入の評価などGA4で使うことが多い分析は網羅されており、ヒートマップツールよりもわかりやすくページ内行動を定量的に分析することができます。
Web解析のプロが開発したコンテンツアナリティクスは、「簡単」「わかりやすい」「安心サポート」の3つの特徴を備えております。

分析がしやすいように操作性や機能もこだわって開発しており、GA4に慣れていない・難しいというお客さまにも高い評価を得ています。

セッションや直帰・ゴール率(CVR)など、サイトの評価に有効な指標をみることができます。ページだけではなく、ページ内の要素(コンテンツ)ごとのCV・CVRを数値でも、ヒートマップでも把握できます。

「ツールを導入しても活用できるか不安だ」というお客様でも、カスタマーサクセスチームが伴走・サポートいたしますので、ご安心ください。
ご興味を持っていただいた方はぜひ下記お問い合わせから、もしくはコンテンツアナリティクスのページ(https://www.uncovertruth.co.jp/service/ca/)よりお問い合わせください!
この記事を書いた人

コンテンツアナリティクス事務局