【コンテンツアナリティクスでよりコンテンツコミュニケーションの推進へ!】コンテンツアナリティクス導入事例|サッポロビール株式会社様

こんにちは!UNCOVER TRUTH の伊藤 有紀子(いとう ゆきこ)です!今回は、当社が提供するWebコンテンツ分析ツール『Content Analytics(以下:コンテンツアナリティクス)』を実際にご利用いただいている、サッポロビール株式会社 ビール&RTD事業部 エビスブランドグループ シニアメディアプランニングマネージャーの福吉 敬 氏(※所属会社及びプロフィールはインタビュー当時の内容となります)にインタビューをしました。

プロフィール

サッポロビール株式会社 ビール&RTD事業部
エビスブランドグループ
シニア メディア プランニング マネージャー

福吉 敬 氏

1972年北九州生まれ。多摩美術大学卒。国内酒類メーカーから外資メーカーを経て、2014年サッポロビール株式会社に入社。2015年9月より、宣伝室のWEB担当に着任し今に至る。※所属会社及びプロフィールはインタビュー当時の内容となります。

コンテンツを扱っていく中で感じていた課題

ーーー福吉さんは、普段からコンテンツを通じて、お客さまとより良いコミュニケーションを推進していくお仕事をされていますよね。コンテンツアナリティクスを導入いただくまでに抱えていた課題があればおしえていただけますか?

福吉 氏(サッポロ):コンテンツを通じてお客さまとのコミュニケーションを進めていく中で、お客さまの興味関心を捉えていくために、これまでページ単位でコンテンツの分析をしてきました。

ページ単位での分析を進めていく中で「このページは果たして本当に読まれているのか?」「そもそも1ページ単位で分析していくことは正解なのだろうか?」と考える場面も出てきました。ページ内の要素それぞれ、つまりは「コンテンツ単位でもっと深堀していかないといけないのでは?」と考えるようになっていきました。

ページ単位でデータを確認していくと、ページに来た事実はわかっても「そのページの中の何に興味があってそのページに来たのか?」はわからない場合が多いですよね。(Google経由であれば、サーチコンソールで見ることも出来ますが)

特に、これまでのGoogle Analyticsの場合、1ページだけ閲覧して、そのままユーザーが離脱してしまうと、データが残らないこともあります。(もちろん色々設定すれば出来なくはないですが)

このような課題感を持ちながら、解決策として出てきた1つがデータベースやCDPです。

これまでは、Google Analyticsで時系列のデータは見ていましたし、データも資料化して残してはいましたが、ファンコミュニティを進める中で、改めてCDPの中にデータを溜めて行きながら、IDの統合も進めて「誰が何を見たのか?」を分かるようにしていこうと考え、実行に移しています。このようなデータを元にして、ページ内の情報を充実させていくにつれて、お客さまがサイトにより滞留してくれるようになったりと成果も上がっていきました。

とはいえ「ページ内のどのような内容に効果があって、このような結果になったのだろうか?」を考えるためには、材料も足りなく、成果は上がっていくものの、少しもやもやするようにもなりました。

コンテンツアナリティクスに感じた期待

ーーーそのような課題を抱えながら、次の動きへと進んでいく中で、どのような点でコンテンツアナリティクスの導入を決めてくださったのでしょうか?

福吉 氏(サッポロ):前述のように、もっとお客さまの興味関心を深堀するようなことが出来ないかなと考えている中で、タイミング良く、たまたまUNCOVER TRUTHさんからお声がけいただきました。コンテンツアナリティクスをご紹介いただいた当初は、まだまだ発展途上のツールでしたが、それでもとても可能性を感じました。

繰り返しにはなりますが、ページ単位でデータを見ていくと、ページに来た事実は分かっても、そのページの「何に興味があってそのページに来たのか?」は分からない場合が多いですよね。(Google経由であれば、サーチコンソールからキーワードで判断することも出来ますが)

コンテンツアナリティクスを使うと、例えば、ページ内を『写真』『タイトル』『テキスト』部分等の要素に分解して計測してくれます。これにより、お客さまそれぞれが、ページ内の何処に注目したのかがわかるようになります。

さらに、分解された要素それぞれにタグを付けられる機能があります。私たちのコンテンツで言えば『原材料』『レシピ』『新商品』等ですね。このようにタグでカテゴリ付けすることで、お客さまの興味関心をより深く分析できるようになります。これにより、ページ全体としても、こういうところが読まれているから、こうしていこう!というのを考えやすくなっていきます。

つまり、コンテンツアナリティクスを利用することで「今後どのようにコンテンツを作っていくのか」をより考えやすくなり、マーケティングプランや施策が、高精細なデータを起点にデータドリブンで進めることができるようになっていきます。

そもそも、コンテンツでのコミュニケーションで重要なのは、ただコンテンツを作ることではなく、

  • お客さまは誰なのか?
  • ヱビス(商品やブランド)を好きでいてくださるお客さまはどんなことに興味を持ってるのか?
  • どんなお客さまが、どんなコンテンツを見ると更なるコンテンツを見てくれるのか?
  • 更なるコンテンツを見てくれたどんなお客さまが買ってくれるのか?

を知っていくことですよね。お客さまの興味関心への深い理解やコンテンツの成果がより分かるようになるツールとして、コンテンツアナリティクスの導入に至りました。今も積極的に活用していますし、今後の進化にも期待しています!

ーーーありがとうございます!たくさんフィードバックをいただきながら(笑)どんどん日々進化していくコンテンツアナリティクスをどうぞこれからもよろしくお願いいたします!

当社が提供する「Content Analytics(コンテンツアナリティクス)」とは?

お客さまにとってのサイトの利便性を高めるUI/UXの改善のため、よりよいコミュニケーションを取るために、お客さまの興味関心を理解するためのツールとして『コンテンツアナリティクス』をご提供しております。タグを入れるだけで、ページ内をコンテンツ単位で計測・解析ができ、ユーザーの嗜好性や興味関心をページ内の閲覧傾向から数値化することもできます。これまでアンケート等でしか取ることが出来なかった、ユーザー一人ひとりのインサイトを取得でき、適切な訴求・コミュニケーションに活かせます。

コンテンツアナリティクスの活用方法がわかる資料配布中

GoogleアナリティクスのバージョンがUA(ユニバーサルアナリティクス)からGA4に移行された現在、画面操作や分析方法が難しくWEBサイト改善やコンバージョン改善に苦戦している企業が増えています。当社CAOの小川卓が「コンテンツアナリティクスを使って自社サイトを分析しました」と題してWEBサイト改善で見ていくポイントと活用事例のホワイトペーパーを作成いたしました。ぜひご活用ください。


この記事を書いた人

伊藤 有紀子(いとう ゆきこ)

株式会社UNCOVER TRUTH
ビジネスデベロップメントグループ
Content Analytics チームリーダー

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