もう悩まない!検索上位を狙うための記事ライティング7つの鉄則
こんにちは、Content Analytics事務局です。今回は「検索の上位表示を狙うための、すぐに使える記事ライティング方法」についてお伝えします。
- オウンドメディアで記事を書いているけど、なかなか上位表示されない・・・
- いい雰囲気で書けてると思うんだけど、イマイチ読者の反応が薄い・・・
- そもそも書くこと自体が苦痛・・・
そんな方にもバッチリ記事ライティングができるようにお伝えします。
そのコツは『Googleさんの気持ちになる』と『読者の気持ちになる』の2つです!
明日からライティングで苦しまずに済むノウハウ「7つの鉄則」を学んでいきましょう!
1. 記事ライティングの目的
まずは、あらためてオウンドメディアと記事ライティングの目的を整理しましょう。目的は大きく分けて2つあります。
- 検索結果に上位表示させ、自社サイト(オウンドメディア)にユーザーを呼び込む
- ユーザーの目的を達成させる
この2つを満たすための魔法の言葉があります。「それは読者(ユーザー)視点」です。
読者視点を持てば、検索結果の上位も狙えるし、読者の目的を達成することもできます!ここれだけを聞くと「漠然すぎる・・・」と思うかも知れません。安心してください。ちゃんと明日から使えるノウハウをお伝えします!
その前に、なぜ読者視点が大事なのか?だけ、先に説明させてください。
2. 「読者視点」は最強
先ほど「読者視点」があれば、下記を実現できるとお伝えしました。
- 検索結果に上位表示させ、自社サイト(オウンドメディア)にユーザーを呼び込む
- ユーザーの目的を達成させる
では、ここからその理由を説明したいと思います。
検索結果を上位表示させるための「読者視点」
検索結果の上位表示とは、Googleでの上位表示ということです。「Yahooもあるのでは?」と思うかも知れませんが、Yahooは現在Googleの検索エンジンを利用しているので、Googleと基本的に同じと考えてください。
つまり、日本においては、Google対策ができれば、ほとんどの検索エンジン対策ができているといっても過言ではありません。
では、そのGoogle対策はどうするのか?ですが、ご存知の通り、Googleの検索アルゴリズムはブラックボックスで外からは分からないようになっています。そのため、推測するしかないのですが、ヒントはあります。
それは、Googleの公式サイトに公開されている「Googleが掲げる10の真実」です。これは言わばGoogleの「理念」です。この「理念」を紐解くことで、Googleがめざしている姿や検索結果に求めることを推測することができるのです。
「Googleが掲げる10の真実」から抜粋
①ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
②1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
③遅いより速いほうがいい。
④ウェブ上の民主主義は機能する。
⑤情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
⑥悪事を働かなくてもお金は稼げる。
⑦世の中にはまだまだ情報があふれている。
⑧情報のニーズはすべての国境を越える。
⑨スーツがなくても真剣に仕事はできる。
⑩「すばらしい」では足りない。
どうでしょう?ユーザーの利便性を第一に考えるGoogleらしい理念ですね。この理念は、当然Googleの検索アルゴリズムに反映されているはずです。そのことから垣間見えるGoogle対策がいくつかあるのでご紹介しましょう。
①ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
ユーザー=読者のことを一番に考えましょう。不自然にキーワードを混ぜ込んで読みづらくしたりせず、「読みやすく、わかりやすく、読者の気持ちに寄り添った記事」が重要です。
②1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
ありきたりな記事、他のページにも載っている情報だけでなく、独自の情報、突き詰めた情報を載せましょう。浅い内容だけの記事はGoogleに求められていません。
⑥悪事を働かなくてもお金は稼げる。
当たり前ですが、一昔前に流行った「誤認させるテクニック」「だますテクニック」は絶対NGです。
Googleは何よりも「検索ユーザー」を大事にしているのです。これだけ読むと「Googleはなんて高尚な企業なんだ」と思われるかも知れませんが、実はそれだけでなく、ちゃんと企業活動にも関係しています。
どういうことかというと、Googleの主なビジネスモデルの一つが「検索ユーザーからの広告収益による成長」であるため、検索ユーザーの利便性を高め、Googleへの依存度を高めることが、Googleという企業の成長を意味するからです。
そういう意味でも「10の理念が検索上位を攻略するカギ」という話は、納得できる話だと思います。つまり「読者視点」を貫くことで、上位表示を実現することができるのです。
ユーザーの目的を達成させるための「読者視点」
次は読者にフォーカスします。読者=ユーザーの視点とは何か。これは一言でいうと、「読者の目的をすばやく達成させること」でしょう。
例えば・・・
何か調べたいことがあるなら、1ページだけで完結したいでしょう。
いろんな記事を何ページも読みたくないはずです。
商品を購入したいなら、すぐに購入ボタンから購入したいでしょう。
何度もいろんなサイトをたらい回しにされたくないはずです。
このように、読者の気持ちになって考えてみると、やるべきこと、やらない方が良いことが見えてきます。では、いよいよ具体的なノウハウをお伝えする次章に移ります。
3. すぐ「読者視点」な記事になる7鉄則
お待たせしました。ここからが実践的なノウハウになります。これをやっておけば読者視点になる、という鉄則をまとめました。
この鉄則の1つでも2つでも記事に取り入れることで、見違えるように「読者視点」な記事になるはずです!
鉄則1|記事の冒頭にターゲットユーザーを明記する
読者は「この記事は自分に関係あるかどうか」が判断できないと迷いながら読まなければいけないためストレスがかかります。しっかりと冒頭にターゲットユーザーを伝えましょう。以下のようにすると自然に伝えることができます。
- この記事は◯◯◯のような方に役立つ内容となっています。
- ◯◯のような悩みを持っていませんか?
鉄則2|信用できる筆者であることを証明する
インターネットは玉石混交の世界。何が本当で何かウソかわかりません。それを判断する材料の一つとして、「筆者が信用できるかどうか」があります。
自分がちゃんと信頼してもらえる存在だということをしっかりアピールしてください。そうすれば読者は迷いや疑うことなく、安心して読み進めることができます。
- 創業80年、地元の方にご愛顧いただいている老舗和菓子屋◯◯◯です。
鉄則3|筆者が答えを持っている存在であることを証明する
筆者が答えを持っている(その話題に精通している)ことを証明するような自己紹介をしましょう。どこの誰が書いたか分からない記事は信用しづらいです。
- ◯◯◯で5年勤め、これまで同じような悩みを持つお客様と向き合ってきた◯◯(名前)です。
鉄則4|一部の情報だけでなく、全体的な情報を載せる
一部の情報だけでなく、全体的な情報、つまり世の中の大多数の声を載せましょう。かたよった情報だけでは、結局読者はいろんなサイトを巡るはめになります。
自分の記事だけで読者の悩みを解決させてあげることが「読者視点」となります。
鉄則5|浅い情報だけでなく、掘り下げた情報、独自の情報を載せる
単に浅い情報をまとめただけでは読者の悩みを解決することは難しいでしょう。もちろん初歩的な情報は必要ですが、深く掘り下げた情報を求めている読者が一定数いるということは意識しましょう。そうすれば一つの記事で満足できる読者が増えるはずです。
鉄則6|読者の状態に寄り添う
むずかしい内容をつらつらと書いていても読者はついてきてくれません。適切なタイミングで「大丈夫ですか?ついてきていますか?」というニュアンスで確認しましょう。一番簡単なのは、読者が言いそうな言葉を代弁することです。
- 例)いま「◯◯って本当なの?」と思いましたよね?実は〜
- 例)30個も覚えることがあって心配ですよね?でも大丈夫です。実は大事なのはたった2つだけなのです!
鉄則7|写真や図表を使う
PCやスマートフォンの画面で読むのに文章だけでは、途中で読むのをやめてしまうでしょう。それでは読者の目的を達成できません。
ちゃんと読者の負担を考え、適切なタイミングで写真や図表を使いましょう。
今回は「すぐに使えるテクニック」に焦点をあててご紹介しました。「読者視点」で記事を書くことが、結局は成功の近道になります。ぜひここに紹介した鉄則のうち、すぐできそうなものからどんどん試してみてください!
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~編集後記~
今回は、記事ライティングについて公開させていただきました!先日コンテンツアナリティクスを利用してチームディスカッションをされている企業さまのMTGに参加させていただいた際に、仮説→数字根拠の立証→次回記事テーマの決定とあっという間に優先度が決まっていました。活用いただけていてとれもうれしかったです!ぜひ気になることがあればお声がけくださいませ!
この記事を書いた人